「株式会社 大手饅頭伊部屋」が製造する、岡山の銘菓が「大手饅頭」です。
正式な商品の表記は、「大手まんぢゅう」。
岡山生まれで、岡山在住の僕が、「大手饅頭」を食べた感想をレポートします。
大手饅頭は岡山の定番土産
「大手饅頭」は「きびだんご」と並んで、岡山土産の定番の銘菓。
岡山県民には馴染みが強くて、手土産に持っていく事も多いです。
逆に頂く事も多いので、小さな頃から慣れ親しんでる味でもあります。
大手饅頭の歴史・由来
株式会社大手饅頭伊部屋は天保八年(1837年)弊店の初代伊部屋永吉が、いまの営業地京橋町で創業しましたが、当時の備前藩主池田侯から特に寵愛を受け御茶会の席には必ず伊部焼の茶器とともに愛用されてきました。大手まんぢゅうの名称は、当店が岡山城大手門の附近にあったため藩侯からいただいたと伝えられております。
大手饅頭公式ページより引用
大手饅頭の歴史は180年以上前からと、長く岡山で愛されている事が分かります。
大手饅頭を食べた感想・口コミ・レビュー
それでは「大手饅頭」を、実際に食べた感想を紹介していきますね。
大手饅頭のカロリー・原材料・賞味期限
- 原材料 : 砂糖、小豆(北海道産)、小麦粉、還元水飴、米、もち米
- カロリー : 1個(38g)あたり95キロカロリー
- 賞味期限 : 7日
そのままで食べる
まずは普通に、そのまま食べます。
大手饅頭の特徴ですが、ほぼ「あんこ」です。
僕が子供の頃は大手饅頭のことを、「あんこ玉」って呼んでました。
さぞ甘いんだろうと思いきや、甘さ控えめで上品な味。
シットリとした「こし餡」の食感も、上品で高級感があります。
見た目には薄くて存在感が弱い「皮」ですが、これが美味い!
甘酒に小麦粉を混ぜて作られた生地なので、優しい風味が口に広がります。
「こし餡」との相性もバッチリで、長年愛されてるのが納得の味ですね。
レンジで温めて食べる
レンジや蒸し器で温めることで、違った美味しさになります。
蒸し器は面倒なので、レンジで温めました。(500wで15秒くらい)
そのまま食べた時よりも、濃厚な味とネットリとした食感になります。
これは美味い!甘いのが好きな方は、温めて食べる方がオススメですよ!
意外と中が熱くなってるので、ヤケドに注意してくださいね。
お湯で溶いて「お汁粉」にする
最後は、お湯で溶いて「お汁粉」で食べてみます。
岡山に30年以上住んでるんですが、大手饅頭をお汁粉にするのは初めて。
まず、お椀に大手饅頭を入れます。
そこに熱湯を注ぎます。(お好みで塩を少し入れてもOK)
あとは、お箸で大手饅頭をくずしながら混ぜれば、あっという間に即席の「お汁粉」の完成。
溶けきらずに少し残ってる皮が、良いアクセントになってる。
「あんこ」はしっかりと溶けて、口あたりは滑らかですね。
「おしる粉」にするのも、おすすめの食べ方です。
お湯の量は少な目に入れて、後からお好みの濃さに調整してみてくださいね。
大手饅頭の価格
- 袋入り : 10個/756円(税込)〜
- 箱入り : 10個/864円(税込)〜
1個あたりの値段が、100円以下でリーズナブルなのは嬉しいですね。
岡山県内で大手饅頭が買える場所・お店
- 大手饅頭伊部屋 京町本店(定休日 火曜日)
- 天満屋岡山店・倉敷店・津山店
- 天満屋ハピータウン・ハピーズ各店
- オカヤマ高島屋
- 岡山空港
- 岡山駅の各キヨスク・さんすて館2F
- イオン岡山店
- イオン倉敷店(土・日のみ)
- 吉備SA(上り線)
岡山駅の周辺であれば、かなり手に入りやすいので、お土産に最適ですね。
天満屋系列のハピータウン・ハピーズ各店でも取り扱いがあるので、、県内なら手に入れやすいです。
工場での直販もあり
岡山市中区にある、「大手饅頭伊部屋 雄町工場店(定休日 火曜日)」では工場直売所があります。
工場が隣にあるので、出来立ての温かい「大手饅頭」を買えるみたいですよ!
楽天でお取り寄せ・通販も出来る
大手饅頭は県外でも主要な百貨店(デパート)で、取り扱いがあるようです。
取り扱い店が遠いようでしたら、楽天の通販を利用するのが良いですね。
大手饅頭のレビューまとめ
30年以上岡山に住んでましたが、今回あらためて大手饅頭の魅力に気づきました。
岡山でお土産を選ぶなら、「大手饅頭」は絶対外さない定番でオススメですよ。
ほんのり香る甘酒の風味と、甘さ控えめでなめらかな「こし餡」を是非楽しんでください。