看護師の妻が『ジベル薔薇色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん)』という、皮膚の病気になりました。
その、かゆみ対策に市販の『ムヒソフトGX』という、クリームタイプのかゆみ止めを使ってます。
今回の記事は、看護師の妻が執筆しています。
ジャンプできる目次
ジベル薔薇色粃糠疹のかゆみには、クリームタイプのかゆみ止めがオススメ
私はジベル薔薇色粃糠疹で、夜も眠れないほどのかゆみに悩んで、液体タイプのかゆみ止め(ムヒとかウナ)を使ってました。
本当にかゆくて、50mlくらいの容量の物を二日で使い切るほどです。
使い切ったので新しい物を買いに行った時に見つけたのが、クリームタイプのかゆみ止めでした。


これが液体タイプの物より良い感じ!
受診した担当の医師にも、ジベル薔薇色粃糠疹に『ムヒソフトGX』を使って良い事は確認しました。
液体タイプの物より痛くない
かゆくて皮膚を掻(か)いてしまうので、液体タイプの物は刺激が強くて痛いんです。
しかも広範囲に塗るので、全身が焼けるような痛さ。
クリームタイプの『ムヒソフトGX』は、刺激がなくて全然痛くありません。
皮膚に沁(し)みる感じがないので、かなり苦痛がなくなりました。
液体タイプのスーとした使用感は、掻き壊した皮膚には刺激が強すぎました。
保湿もできて、乾燥性のかゆみに対策にもなる
ジベル薔薇色粃糠疹は、湿疹(しっしん)が出来る範囲が広い。
私の場合も頭と、ヒジとヒザから先以外に、ビッシリと湿疹が出来てます。

こんな感じ。
しかも、かゆみも強いので、どうしてもガシガシ掻(か)いてしまうんですよね。
掻いてしまうのと、空気が乾燥する季節なのが重なって、皮膚が乾燥してます。
クリームタイプの『ムヒソフトGX』は、保湿成分が入ってるので、乾燥によるかゆみにも対応してる感じですね。
クリームタイプだから、広範囲に塗りやすい
液体タイプの物は、広範囲に塗るのが大変でした。
液剤が出るヘッド(先っぽ)の所が小さいので、背中全体に広がる湿疹には向いてない。
クリームタイプの物は液体タイプの物より、圧倒的に塗りやすいです。
塗ってくれてるのは、旦那さんですけどね(笑)
それから、液体タイプの物より、使用量が少なくてすむのも嬉しいポイント。
液体タイプは広範囲に塗ろうとすると、無駄にたくさん使ってしまいます。
塗った瞬間に、かゆみが治まる
なにより、かゆみがシッカリ治まる!
使い勝手が良くても、かゆみが止まらないと意味がないですからね。
スーッとした清涼感は全くないんですが、かゆみはシッカリと治まります。
液体タイプの物と比べて、かゆみ止めの効き目は変わらないように感じてます。
ジベル薔薇色粃糠疹の症状と特徴、治療法

これは背中。

太ももがヒドい!
病院を受診してから、2週間が経った今の状態です。
ジベル薔薇色粃糠疹の症状
この赤い発疹が、顔と手と足の先以外に、ビッシリと出てます。
基本的には体幹部に、紅色(バラ色)の発疹が出来ます。
上の写真は背中に出来た湿疹ですが、すこし治りつつあるのかな。
真っ赤だった湿疹が、少し茶色くなってます。
始めは蕁麻疹(じんましん)が出たと思ってました。
ところが、皮膚科を受診すると『ジベル薔薇色粃糠疹』との診断。
とにかく、かゆい、かゆい、かゆい。
痒みの範囲が広いので、夜も眠れないくらい辛いです。
それから自分で見ても、見た目が気持ち悪いです(笑)
ジベル薔薇色粃糠疹の特徴
ジベル薔薇色粃糠疹は、20代~30代の女性に多くみられる病気だそうです。
他人が触っても感染する事は、ほぼ無いとの事。
原因は現代の医学では、ハッキリとしてないんです。
見慣れない湿疹が出来たら、念のため皮膚科を受診しましょう。
ジベル薔薇色粃糠疹の治療法
基本的に、治療法もかゆみの対症療法しかないんです。
わかりやすく言うと、かゆみを抑える薬を飲む事。

私が処方されたのが、『オロパタジン』という抗ヒスタミンの薬。
『アレロック』って言った方が、馴染みがあると思います。
発疹自体の治療薬は無いんですね。
皮膚科の医師によると、1~3ヶ月ほどで自然と治る事が多いようです。
実際にやってる、ジベル薔薇色粃糠疹のかゆみ対策
処方された抗ヒスタミンの薬を飲むだけでは、かゆみが治まりません。
紹介した『ムヒソフトGX』を塗る以外で、私が気を付けている事を紹介します。
あまり皮膚を掻きすぎると、皮膚を掻き壊して化膿する事があります。
ジベル薔薇色粃糠疹を悪化させないために、かゆみ対策をしましょう!
お風呂はシャワーだけで、ボディタオルは柔らかいタイプの物を使う
身体を温めると、かゆみが強くなります。
なので湯船にはつからず、シャワーだけで済ませましょう。
身体を洗うボディタオルは、出来るだけ低刺激の柔らかめのタイプがオススメです。
皮膚をこすらないように、泡で洗うイメージです。
発疹がある患部は、できるだけ刺激しない事が鉄則!
身に着ける物は、ゆったりめの物がオススメ
下着や服は、ゆったりめの物を身に付けます。
私はブラジャーも、出来るだけ着けないようにしてます。
ヒモやゴムが当たる部分が、どうしても痒くなってしまうので、基本的にはゆったりめがオススメ。
素材としては化繊(ポリエステル等)より、綿100%の肌着(私は旦那さんのTシャツ)が刺激が少なくてオススメです。
食事は刺激物(スパイス等)を控える
スパイス系の物は、控えるようにしています。
スパイスの中には身体を温めるものもあったり、胃や腸に負担がかかるのでオススメできません。
胃腸は免疫力に影響があるので、出来るだけ低刺激で薄味の物を食べてます。
飲み物もコーヒーやジュースは控えて、基本的には『水』を飲むようにしています。
まとめ
対策は頑張ってるし、薬も服用してるけど、それでもかゆみが強い。
私の場合、特に夕方から夜に、かゆみが強くなります。
自然治癒を待つしかないので、出来るかゆみ対策をシッカリ頑張ってジベルと戦います!!
ジベル薔薇色粃糠疹になってから1ヶ月、現在の症状
ジベル薔薇色粃糠疹と診断されてから、約1カ月が経ちました。
やっと、本当にやっと症状が良くなってきました!

肩と背中は赤味も引いて、かなり良くなってきました。
本当に、うっすらと発疹の痕が残ってますね。

お風呂上りで、全体的に赤い(笑)
発疹の凸凹は落ち着いて、痒(かゆ)みも良くなりました。
発疹自体の痒(かゆ)みは良くなったけど、治りかけの乾燥の痒みが、少し残ってます。
乾燥は痒みの原因になるので、やっぱりクリームタイプの痒み止めを使うのが良いですよ。
痒みが良くなったので、やっと夜も眠れるようになりました。
完治まで、あと少し!
今、ジベル薔薇色粃糠疹の方も安心してください
本当に、時間が経てば良くなります!
追記 ジベルが完治しました
私の場合ですが、2ヶ月くらいで完全に治りました!発疹も無くなって、痒みも全く無くなりましたよ〜。
ジベル薔薇色粃糠疹は見た目も酷くて、痒みも強くて辛かったですが、時間が経てば綺麗に治ります。